2010年3月から1年間
*各写真を選んでクリックすると拡大できます。(出来ない写真もあり)
いよいよ3月4日にて「二十四節季を追いかけて」も、丸一年が経過し
ご近所の一年間の季節を観察できました。日頃ではあまり目を向けなかった足元の自然を享受できたことで、自然の大切さや生き物達の淡々と、しかも着実に四季を生き抜いていることが、私の励みにもなると思います。また新しいことに目を向けて、活き活きとした人生を送れるよう努力してみよう・・・・・・と励んでいきます。
これからの投稿は、ブログに掲載しますので、そちらにてご覧ください。
雨水:2月18日~3月4日:降る雪が雨に変わり、積もった雪もやがて
溶けて流れ出す頃が雨水。春の兆しは
確実な気配へと変わっていく。
初候:土の脉潤起こる。(つちのしょううるおいおこる)地面が水分を含んで
しっとりとしてくる。
次候:霞始めて靆く。(かすみはじめてたなびく)霞が棚引き始める。
末候:草木萌え動る。(そうもくめばえいずる)草木が芽生え始める。
2011年3月3日
もう雪も終わりかと思っていたら、今朝のお散歩時には写真のように降りだした。昼になってもしっかり降っているので、また積雪になるかも。
もう下旬にならぬと春らしき景色にはならないかも。
2011年2月24日
これはホトケノザ?
今日は全国的な暑くなるぐらいの天候であった。19度前後まで気温があがり思わずお散歩に出かけて、道端に写真の花が咲いているのを見つけた。
ウツボグサや踊子草に良く似た花で今頃から咲き始めるようだ。
ホトケノザと葉っぱが違うようだった。tottokoさんから助言があり、しっかり調べてみると、これは姫踊子草のようでした。ありがとうございました。
2011年2月22日
やっと見つけた春の兆し。
周りは枯れ色で色気の少ない景色だが、今日の天候で少し気温が上がったためか、やっと色のついたオオイヌノフグリを見つけた。これから気温が上昇傾向になると、もっと春を感じるようになるだろう。
立春:2月4日~2月17日:寒さが極まり底をつくと、春が生まれていく。
生き物達も大地の変化を感じ取り、着々と
春の準備を始める楽しい時期。
初候:東風凍を解く。春の風が氷を解かす。
次候:黄鶯睍睆(うぐいすなく)。鶯が鳴き始める。
末候:魚氷を上がる(うおこおりをいずる)。水の中の魚が氷の間から
出てくる
2011年2月16日
今朝は今冬一番の冷え込みで氷点下4度まで下がった。予告があったので表にある水道の蛇口に凍結対策をしておいた。
今朝の愛犬とのお散歩は歩くとビシバシと氷が割れる音がする。指先が冷たくて辛かったが、地べたの水溜りの凍ったのをパチリしてさっさと帰りホーム炬燵にもぐりこんだ。
2011年2月12日
先週は暖かくなったので、もう冬も終わりが近く・・・・と思っていたら今日から寒波の襲来となった。今日のお昼から強力な吹雪となり、先が思いやられる。立春の時期とは思えず、やっぱりまだ冬真っ盛りと頭の切り替えが必要。
大寒:1月20日~2月3日:一年で一番寒い時期。大地は凍りつき、吹き
つける風の冷たさに身も心も縮み上がる季節。
初候:欵冬華く(ふきのはなさく):蕗の花が咲き始める。
次候:水沢腹堅(さわみずこおりつめる):沢水が厚く凍る。
末候:鶏始めて乳(にわとりはじめてとやにつく):鶏が卵を産み始める。
2011年1月31日
今日まで続いた寒波。もう冷えて冷えて寒くて、残雪で歩きにくくて縮こまっていた今日までだった。久しぶりにお日様が顔を出したので、いつものお散歩道にウォッチングに出かけた。いつもより今日は動物達が元気そうで、足跡が盛んに動き回った跡が見られた。大寒も間もなく終わり、来週はお日様が長く見られそうで楽しみである。
2011年1月26日
毎日の天気が、曇り・雪ばっかりで晴れる日が少ない。雪も融けるのが遅くて歩くのも残雪があってやりにくい。
仕方なしにお散歩も、また足跡ウォッチングになる。
写真は毎回ほぼ同じ道を通った跡をつける動物だ。
足跡は、雪が融けたり新雪で見えなくなったら、また同じ場所に跡を見つけることができる。当たっているか?だが、左は狸、右はテンかイタチかも。
兎はもっとそれらしい前と後の跡が残ったのがそうだと思う。
でも走り方によっては違う跡になるかも。
結局はわからない。
小寒:1月5日~1月19日:いよいよ寒の入りで、小寒とはこの後に大寒を
控え、寒気がまだ最大にはならない。
初候:芹及ち栄う。(芹が青々と生える。)
次候:水泉(しみず)あたたかさを含む。(地中で凍った泉が動き始める)
末候:雉始めて雊く。(雉の雄が雌を求めて鳴き始める)
2011年1月19日
大雪の後に少し雪が融けたので、また足跡を確認しに行ってみた。
前回とほぼ同じ道?を同じような動物の足跡が新雪に残っている。
やっぱり獣道?と言われるように、習性があるようです。
兎・栗鼠・テン?イタチ?・狸などのようで、他の動物の足跡は見つけられない。大きいのは食べ物が少なくて生活できないのだろう。猪は近所の打吹山周辺で活動しているようだが。
2011年1月18日
今冬一番の積雪で周りの景色が一変した。写真で見ると雪国という表現がピッタリになった。
何年ぶりかの雪かきに明け暮れた一月であってこれで充分です。
もう雪はいらないと思うが、まもなく大寒で二十四節季では寒さがピークを迎える。雪かきの道具は玄関前に常備しておくことにする。
2011年1月15日
とうとうお出ましだ。いつものお散歩道を横切るウサギさんの足跡。
これぞ、まっことウサちゃんの足跡ぜよ。
栗鼠は前足が揃って跡がつく。兎は少し前後に分かれてつく。
走っているときの姿が目に浮かぶ。
今冬の足跡ウォッチングの目標は達成したので、次は何かを考えねばならない。
2011年1月13日②
お散歩から帰って自宅の庭を見ると小鳥が二羽じゃれあっている。
お散歩道でも良く見かけるので正体を明らかにしようと思っていた。
図鑑を見て対比してみると「ミヤマホオジロの♂・♀のようであった。
頭のとさかの下側が黄色で鮮やかなほうが♂ですね。
この鳥も渡り鳥で4月になると中国大陸に渡るそうです。
2011年1月13日
今冬は、なんだか降雪が多いようだ。今朝も良く積もっていて、この雪が山間部で根雪になると、春にとって良いことになるので中途半端で終わらぬように期待する。
2011年1月11日②
今日の夕方に、また足跡ウォッチングだ。
左の写真は二種類が交差している。一つは狸さん?もう一つは栗鼠さん?かな。
右の写真は、ひょっとするとイタチかテン?よくわからない。一個一個の足跡で形とか爪の後などが見えないと無理かも。
2011年1月11日
毎日何かの小動物の足跡を見かけるが、ようやく兎らしき(栗鼠かな?)足跡を見つけた。もう少し鮮明に捉えたいが、遠くで光も足らなくて不満足。
自然がまだ残っていて安心。次は近場で見つかることを期待して、朝のお散歩に励もう。
2011年1月9日
これはジョウビタキの雌ですね。昨年秋から見かけなかったが、漸くお目見えだ。鮮やかな体色の雄をまだ見つけていないが一安心。この鳥は他のと比べると警戒心が薄いので撮影しやすい。
春になって渡るまでの間、楽しませてくれる。どこに渡るのか?中国かロシアか?そこと比べると暖かい日本に来るのかも?
2011年1月7日
今朝も、兎・栗鼠の足跡を探してお散歩したが、狸の?足跡らしきものしか
見つからなかった。昨年は猪が出没して、農家の人が田圃の電気仕掛けの囲いを張っていたが、これは猪ではないと思う。兎たちの足跡のほうが、なんとなく可愛くて楽しいのだが残念。
冬至:12月22日~1月4日:冬至は一年で最も昼が短く、夜が長い日。
これからが寒さ本番で、この時期は暖かい
太陽の光をありがたく思わねば。
初候:乃東生ず(なつかれくさしょうず)、夏枯草が芽を出す。
次候:麋角解る(さわしかつのおつる)、おおじかの角が落ちる。
末候:雪わたりて麦出でる。 雪が一面に積もり、その下で麦が芽を出す。
2010年12月31日
とうとう2010年の最後の日です。天気予報で降雪・積雪と言っていたが、朝起きてみて窓の外を見ると深深と降っていた。
寒いので家の中から窓の外の庭を撮ってみた。外気と部屋の中の気温の格差が強くて水滴が窓にしっかり付いている。今日は年末年始を過ごすための買出しとお掃除で忙しくなる。
2010年12月27日
とうとう自宅付近にも積雪となり、一挙にモノトーンの世界になって新鮮に感じる。愛犬は喜んで雪の上を好んで駆けずり回り、冷たいのに雪を一生懸命ほおばる。時節のとおり雪が一面に積もってしまった。
大雪:12月7日~12月21日:木の葉が散り終えて、雪も本格的に降り出す
真冬を迎えます。
初候:閉塞冬と成る。(そらさむくふゆとなる)
次候:熊穴に蟄る(こもる)。(熊が穴に入って冬眠する)
末候:鮭の魚群る。(鮭が群って川を遡る。)
2010年12月19日
今朝はけっこう冷え込んだために霜が降りている。
道端に結実している冬苺の今年は、例年以上に出来が良さそうだ。
2010年12月10日:Ⅱ
山陰の天候らしく悪天候がつづくなか、久しぶりの好天になった。畑に行く途中の
柿木に小鳥が柿の実をついばみに来ている。これが自然界の収穫の光景だろうな。
2010年12月10日
昨日は大山や山間の峠は積雪があり、平地でもアラレや強風で寒さが増した。
今頃の平地はススキが見頃で枯れススキ(枯れ尾花?)が朝日を浴びて綺麗。
小雪:11月22日~12月6日:日に日に冷え込みが増し、雨も所により雪に
変わるが寒さも雪もまだ少しである。
初候:虹蔵れて見ず。(にじかくれてみえず:虹が見えなくなる)
次候:朔風葉を払う。(きたかぜこのはをはらう:北風が木の葉を払う)
末候:橘始めて黄ばむ。(橘の葉が黄色くなる)
2010年11月25日:つるし柿
隣町の三朝町山間の集落で、つるし柿の準備が終わっている。屋内の縁先・倉庫が、すべて吊るし柿で一杯になるのだ。年内ぐらいまで干して、甘味を充分出し出荷するようだ。毎年の作業が終わると山里は厳しい冬を迎える。
立冬:11月7日~11月21日:二十四節季では、この日から立春の前までが
冬という定義になる。いよいよ秋と冬を行きつ
戻りつ、確実に冬へと装いを変えていく。
初候:山茶始めて開く。(つばきはじめてひらく)山茶花が咲き始める。
次候:地始めて凍る。大地も凍り始める。
末候:金盞香。(きんせんかさく)水仙の花が咲く。
2010年11月21日
今朝も良く冷えてお散歩の手が悴む。
冷えた空気に冷やされて川から霧がでて遠くに見える大山が霞んでしか見えない。もう少し時間がたって朝日がしっかり当たると霧が消えるのだが。
今日も降水確率はゼロ%。畑のお守りをしてこよう。
2010年11月19日:お散歩道の紅葉(黄葉)
今朝は久しぶりに良く冷えて絶好の天気になりそう。朝のお散歩道にある小さなダムの紅葉を確認した。冷え込みで色が鮮やかになってきており、これがホントの最後の紅葉見物になりそう。朝日も太陽が低く移動して横から射し、地べたが暖まるのが遅くなる。
一方で鳥取の里では今年が過去最高?の熊さんの捕獲のニュースが流れている。120頭も。うっかり紅葉や木の実の収穫を求めてお山には入れない。熊さんもかわいそう。
2010年11月18日:打吹公園の紅葉
もうボチボチ紅葉も終わりの地域が出てきているので、今年の見納めに近所の公園に出かけた。あまり鮮やかなのは見れず、色づきが良さそうな部分をスポット的に切り抜いて観賞した。天気も悪かったので発色もパッとせずだが、これで我慢。
2010年11月11日
久しぶりの好天で朝から良く冷えて、露に光る道端の草が綺麗。
冬苺も結実し始めた。ゆっくりと冬が近づいている。もうホーム炬燵でも出さねば。
霜降(そうこう):10月23日~11月6日:晩秋で愈々朝夕は気温が下がり、
十三夜の月や紅葉狩りを楽しむ
季節です。
初候:霜始めて降る。
次候:霎時施る。(こさめときどきふる。)時雨が降るようになる。
末候:楓蔦黄む。(もみじつた きばむ)紅葉や蔦が色づく。
2010年11月4日
愛犬との朝のお散歩。もう手をジャケットのポケットに入れて歩かないと手が冷たい。周りの景色は夜露で濡れ、陽光をあびてキラキラ輝く。愛犬は夏と違って、どんどん元気になる。過ごしやすい気候なんだろうな。
2010年10月31日
今の時期には、山間の野添の渓流沿いには大文字草のシロバナがしっかり咲いていると思う。
だけど、最近の熊のプーさんの記事を見聞きすると足が遠のく。
結局、園芸店の紅花の大文字草を買ってきて鉢植えを撮って代用とした。
寒露:10月8日~10月22日:秋が深まり、つるべ落としの太陽、これから夜が
どんどん長くなる。ほとんどの自然が眠りに入り
次の春に備える季節。
初候:鴻雁来る。(雁が飛来する)
次候:菊の花開く。
末候:蟋蟀戸に在り。(きりぎりすが家の中で鳴く)
2010年10月15日
河原の土手沿いで見つけたコスモス(秋桜)はまだ盛期だが、大山などの高地では終わりかな?
夏から秋への温度変化は落差が大きくて体に変調をきたした。
お散歩道の栗の木も、今年は実が少ないように感じる。巷では熊さんが町に来て騒ぎを起こしているのも、実が少ないのが一因かな。
2010年10月11日:今頃に菫が花盛り?
春に菫が咲いたあとに、その菫が今頃になってまた咲く?
花が咲いて虫が花粉を媒介し、子孫を残すというのが普通ですが?
調べたら「閉鎖花」という特別な花も菫は咲かせるようです。これは虫による花粉媒介でなくて、花を開かずにつぼみのまま「自家受粉」して種を作るそうです。
菫は両方を使って子孫を増やすようですが神様は色々と考えますね。
ご近所の公園をお散歩していたら菫の葉っぱを見つけて、それに蕾が沢山付いていて気が付きました。これは野路菫のようですが、自宅にシロバナの野路菫を鉢植えしていて同様の現象がある。種がどんどん鉢に落ちているので来年の芽だし・開花が楽しみです。
2010年10月10日
もう秋がどんどん進んでいるが、朝顔は道端にまだまだ咲き続けている。
昨夜の雨で花びらに露がのっかり、見た目にも気持ちの良い朝を迎えることが出来た。
2010年10月8日
二十四節季も後半を迎えている。道端にはミゾソバが咲き、小さな花を精一杯広げてアピールしている。拡大して見ないと花の可愛らしさは見えないが、この時期では一番綺麗に咲く花と思う。
秋分:9月23日~10月7日:昼夜の長さが同じになる秋分。春分と比べて
気温は秋分の方が10℃ぐらい高くて夏の名残
を思わせる。
初候:雷及ち声を収む。(雷が鳴らなくなる)
次候:虫蟄れて戸を坯ぐ。(虫が隠れて戸を塞ぐ)
末候:水始めて涸る。(田から水を抜いて乾かす)
2010年10月4日:これも秋の香り。
今が盛期の金木犀:凄く沢山の花が咲いて、そこいら中に特有の香りを漂わしている。これがないとやっぱり秋がまだと感じているのです。
そしてご近所からハーブのローズマリー・ミント・ステビアの枝をもらって挿し木にして鉢植えにしてみた。育つか?心配だがNGのときは店に行って苗を買って再挑戦だ。来年はハーブティーが飲めますように・・・・合掌。
2010年10月3日: もう満開。
周りは稲刈りも盛んに始まり、畦に沢山の彼岸花が咲き残っている。毎年必ず出現するが、土の中は彼岸花の球根だらけではないかと思うぐらい多い。強いな~。
2010年9月30日
朝のお散歩道の栗が熟して道端に落ち始めた。この写真の栗も間もなく落ちる。
以前に落ちたのを収穫して栗ご飯にと思ったが、実が小さくてNGで小動物の餌にはなりそう。昼の時間がどんどん短くなって冷え込みも加速している。秋ですね。
2010年9月27日:畑の周りに
今日は畑へ行ってゴーヤの最後の収穫だ。もう随分食べたのでお役御免にする。
行ってみたら畑の周りは、ますます彼岸花が盛んに花を開きつつある。間もなく満開になるだろう。
2010年9月24日:秋の気配
秋を感じる栗の実がだいぶ膨らんだ。猫じゃらしも今が盛期のよう。
あとは彼岸花の満開を待ち、最後に紅葉が待ち遠しい。
白露:9月7日~9月22日:昼夜の気温差が大きくなり、朝夕は空気が
冷やされ露を結び、この露は太陽が昇って
くると同時にはかなく消えてしまう。
初候:草の露白し。(草についた露が白く光って見える)
次候:鶺鴒鳴く。(せきれいが鳴くようになる)
末候:玄鳥去る。(燕が南に帰る)
2010年9月16日:ツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモン:この蝶は長い期間発生して飛んでいる。昔はモンシロチョウを良く見かけたが、最近はこの蝶が目立つようになった。環境の変化によるものであろう。朝のお散歩で見つけた休憩中の様であった。
2010年9月14日:シロバナ野路菫
鉢植えにしたのが花芽をつけたので咲くかと思ったら、花は出来ずに開いたら右端の写真のようになった。調べてみると虫が飛んできて受粉するのと、自分で勝手に自家受粉する場合があるよう。今回のは後者のようだ。
逞しい。
鉢の中に種が落ちて来年はひょっとすると新しい芽が生えるかも。
2010年9月14日
今週から、特に朝方の気温が下がり、布団を被らなけらばならないほど寒くなった。周りの草花も愈々秋めいてきた。あ~暑かった夏にもやっとお別れで嬉しい。
これからお散歩も積極的に出て、体を動かさなかった夏の分を取り戻さねば。
処暑:8月23日~9月6日:「処」は「留まる・止まる」の意味で、暑が留まる=
暑さが残り「残暑厳しい」ということのようです。
初候:綿の柎開く(わたのはなしべひらく)
次候:天地始めて粛し(てんちはじめてさむし):ようやく天地の暑さも収まる。
末候:禾乃ち登る(こくものすなわちのぼる):栗や稲などの穀物が実る。
2010年9月3日:番外編
今年の春に団地で行われた総事(掃除)で、アスファルト舗装路の隙間に生えていた「シロバナ野路菫」を刈り取られる前に抜きちぎって自宅のプランターに植えておいた。菫は生き返って葉っぱが勢い良く伸びたが、今時分になって写真のとおり花芽が出た。どう見ても花芽だよね。三つぐらい芽が出ているので今頃に咲くのか?楽しみです。
2010年8月23日
夏バテが漸く回復しつつあるなか、日が昇って見える前に畑に行って収穫だ。
今月の数回行ったうちでも、今日はなかなかの収穫であった。まだ暫くは沢山採れそうである。ゴーヤも当初は心配したが、今はどんどん出来る。
ご近所の穀物はまだ実りにはまだ早いが。全く収穫していないのが「九条ネギ」。採る気がしない出来映えなので、植え替えてみようと思っている。
立秋:8月6日~8月22日:暑さに耐える毎日のなかに早々と秋を迎える。
昔の人は兆しや気配を季節感に表現したようで、
これからの季節の切れ目の移ろいが楽しみです。
初候:涼風至る(すずかぜいたる):秋の涼しい風が吹くようになる。
次候:寒蝉鳴く(ひぐらしがなく)
末候:蒙き霧升降(ふかききりまとう):深い霧が立ちこめる)
2010年8月7日
この酷暑に立秋になった。今年は二十四節季と現実がずれて全く違う。乗り切るのにグリーンカーテン(夕顔)とタテスを設置したが、少ししか有難味を感じないほど暑い。秋の気配を感じるものを早く見つけたい。涼風よ早く来い。
大暑:7月23日~8月6日:いよいよ真夏日と熱帯夜の一番暑さが厳しい
季節。様々な工夫で夏バテを防ぐことが必要
だが、私は 降参することが目に見えている。
初候:桐始めて花を結ぶ。
次候:土潤うて溽暑し。(つちうるおうてむしあつし)
末候:大雨時行る。(たいうときどきふる)
2010年8月2日
もう暑くてやりきれない。昼間はエアコンつけて自宅で謹慎。夜は扇風機で柔らかいそよ風を体に少し当てながら寝る。それでも毎日が暑さで睡眠不足のため運動不足になる。一方で百日紅は元気に咲いている。あ~秋が恋しい。
小暑:7月7日~7月22日:雨が降れば洪水、振らなければ渇水を心配する
時期のようで、そして長雨があがれば暑い夏が
やってくる。
初候:温風至る(あつかぜいたる):熱い風が吹いてくる。
次候:蓮始めて開く:蓮の花が咲き始める。
末候:鷹乃ち学を習う(たかすなわちわざをならう):鷹の幼鳥が飛ぶことを
習うようになる
2010年7月22日
酷暑のなか我慢をして蓮の花を近所の中国庭園に行ってみた。
花は少なくて幾つか咲いているのを撮ったが、淀江の蓮池には遠く及ばなかった。でも一応の夏を感じる光景を観賞したので、これで勘弁して欲しいが当分は忍耐の継続になりそう。
2010年7月7日
ネジバナが盛りを迎えて捩りもしっかりしてきたのが見かけられるようになった。一見してそうは見えないが、これでも蘭の仲間である。
オカトラノオも花が咲き上がり始めた。双方とも個々の花を拡大して見ると、やっぱり美しいものです。
熱いな〰。早く秋が来ないかな。
夏至:6/21~7/6:短夜で昼が長くなって太陽の光が長く降り注ぐ季節
だが、梅雨がどうなるかで変わってくる。
初候:乃東枯る(だいとうかるる):夏枯れ草が枯れる。
次候:菖蒲華く(あやめはなさく):菖蒲の花が咲き始める。
末候:半夏生ず(はんげしょうず:)半夏(薬草)が生え始める。
2010年7月2日
梅雨の雨・湿気で陰鬱な日々を送っているが、それでも鮮やかな色彩をもつ草花を見つけると、一時の涼しさを与えてくれる。時期的にはまだ早いが、この花たちが勢いを増して増えてくる。写真のネジバナはネジリが少ないが、盛期にはしっかりねじこんだネジリの形やシロバナを探すのが楽しみになる。
2010年6月24日夕刻
今時分の様に暑い季節になると夕焼けが映えるのかな?今日は夏日の雲の無い晴天の一日であった。
2010年6月24日:梅雨時の紫陽花(大神山神社本社にて)
紫陽花も種類が多そうです。奇妙な姿のもあり、じっくり見てみると面白かった。
山陰地方は山陽側と比べて今年は雨が少ないので、今日は雨に濡れた光景も見たかったが晴天の夏日で残念でした。
下の写真をクリックすると拡大やスライドショーが見れます。
芒種:6/5~6/20:芒を「のぎ」と読み、のぎの意味は稲などの先に
ついているトゲのようなもののことらしい。
芒種とはこのトゲがある穀物をまく頃という意味
だそう。田植えで忙しくなる。
初候:蟷螂生ず(かまきりが生まれる)
次候:腐れたる草蛍と為る
末候:梅の子黄ばむ(梅の実が黄色く色づく)
2010年6月20日
愈々明日は夏至で、日が一番長くなる。でも梅雨空でお日様のお出ましが少ない。
ご近所はドクダミがたくさん咲いていて盛期のようだ。お散歩道の奥のほうまで愛犬と歩いていたら、ウツボグサを見つけた。これも今頃に咲くんだった。他には気を引くような草花は無くて寂しい。畑の水遣りは雨なので楽チンだが。でも、あ~蒸し暑い。
私にとっては苦手なシーズンになってきた。
2010年6月10日:写真をクリックすると拡大できる。
今日は久しぶりに自宅の近所を流れている小鴨川の河口にハマヒルガオを見に行った。そうしたら今まで見たことが無かったシロバナが咲いている。
通常は写真の右側のピンクがかった花色だが左側のように白が咲いている。
だいぶ花が終わったのがあって旬は6月初め頃かも?
もう春も終わりだが、海は静かで・・・のたりのたりかな・・・であった。
2010年6月6日
ご近所の田圃の水入れ・田植えがほぼ終わって蛙たちの声がうるさくなった。
最近はじっくり見たことが無かった田圃の水面で見つけた昆虫:アメンボですよね。そのうちオタマジャクシが現れる。そして愈々、蛍が出現するのが楽しみな時期が迫ってきた。
小満5/21~6/4:万物がほぼ満ち足りていて、草木は枝葉を大きく
広げ茂る。本格的な暑さを前に外に出かけたくなる
爽やか陽気の季節。
初侯:蚕起きて桑を食む
次候:紅花栄う:べにばなさかう(紅花が盛んに咲く)
末候:麦秋至る:むぎのときいたる(麦が熟して黄金色になる)
2010年5月28日
万物が満ち足りていて・・・・・蝶も活動が活発になる・・・・と、こじつけて自宅傍らの湿った地べたにカラスアゲハが水分を吸水していたのを撮って見た。今の季節は樹木・草花も大きく茂り始めているが、生き物も活発に活動する。この一週間ほど雨で天気が悪かったが、これから気温も上がり晴れ間が見える時間が増えそう。
私も動かねばならぬ。畑のお守りと、愛犬とのお散歩と、趣味諸々と多忙になる。
2010年5月21日
もう5月も後半に移り、太陽がでると暑くなる。真夏の前の梅雨が季節の一部としてキッチリ雨をもたらせば良いが。
今日は凄く天気が良くなりそうなので、久しぶりに小鴨川の河原まで愛犬を連れてお散歩だ。道すがら「宵待ち草:待宵草」を見つけてパチリ。これから早朝のお散歩で暑さを逃れる時期になってきた。朝露が綺麗な幻想的な光景を見せてくれるので楽しみ。
立夏5/5~5/20:陽の光は一年の中で最も強く「光の夏」とも言われ、
草木が青々と茂り薫風が吹き風薫る初夏。
初候:蛙始めて鳴く(蛙が鳴き始める)
次候:蚯蚓出る(みみずが地上に這い出る)
末候:竹笋生ず(竹の子が生える)
2010年5月17日
いよいよ立夏も終わりに近づくが、このあたりで草花は少なくなった。お散歩道の土手沿いにはシロツメやムラサキツメ草,公園にはシャガが咲いているが、初夏を思わす草花の開花は一区切りついたかも。田圃の水入れもこの辺りはこれからになり、水が入ると騒がしくなる。でも雨が少ないので気にかかる。
2010年5月15日
ウスバシロチョウ
私にとって季節を感じさせる蝶が例年はもっと早い時期に飛ぶのだが、今年は今になって飛び回った。もう駄目かと思っていたのが沢山飛んでいたので嬉しかった。この辺りはまだ自然が維持できているのです。以前はスミレや蓮華に止まって吸蜜していたが、もう咲いていなくて代わりに写真の「カキドオシ?」にとまっていた。
来年も元気に飛び交うように・・・・・合掌。
2010年5月14日
今の時期にこの辺りは季節を感じるものがあまり見当たらない。
竹の子はご近所からいやでも頂けて沢山食べれるし、蚯蚓は畑を耕すと顔を出してくるし、蛙は田圃で姦しく鳴きたてるのでその意味では感じる。
写真の花は好きではないが、今頃にはあちこちに沢山咲いている。
渓流釣りも寒気の影響で寒いのでまだ釣行しない。来週辺りに暖かくなりそうなので虫の飛ぶのを見て出かけようと思う。
2010年5月5日
連休の最後の日。随分暑い天気だが頑張って近所の公園にツツジを見に行った。まだ五分咲きぐらいだが、樹によっては見頃に近いのがあってパチリした。
公園の隅っこに咲いていたタンポポが胞子を抱えて風が吹くのを待っている。
穀雨4/20~5/4:百穀を潤す春雨が降る季節で、あらゆる草木はこの頃の
雨を浴びて ぐんぐん育つ時節。
初候:葭始めて生ず(水辺に葭(あし)が生え始める。)
次候:霜止みて苗出ずる(霜が降りなくなり、稲の苗が育ってくる。)
末候:牡丹華く:ぼたんはなさく(牡丹の花が咲くようになる。)
2010年5月2日
早い田圃は、もう田植えが本日終了した。この辺りでは一番です。
間もなく蛙がうるさく鳴き始めるし、しばらくするとおたまじゃくしが出現する。
そして白鷺たちが田圃を徘徊するのです。穀雨で沢山雨が降ればよいのですが。
2010年4月30日
(牡丹)
二十四節季の「牡丹が咲く」を観賞するのに、ご近所の中国庭園ですることにした。写真のピンクを撮ったが、他にも色とりどりの花が咲いている。風がきつくて撮影が辛いのでこれで打ち切り。定番でメジャーな場所は島根の大根島だが、ゴールデンウイークに入ってしまったので混雑を避けてのことです。追っかけのプレッシャーに追われているようだが、なんとか間に合わせることが・・・・・・・。
2010年4月28日
(春蘭)
(大山黄菫)
今日は所用があってのついでに、近在の大山:大神山神社に行ってきた。
本当の目的は、3年ほどご無沙汰していた「大山黄菫」の生存を確かめに行ったのです。写真のとおり無事に開花していて安心の一日でした。春蘭もこの山の標高になると、平地より遅く咲いて、プレイバックだ。大山キスミレは、石垣の隙間に少ないだろう栄養分を糧に元気に咲いている。自分も頑張らなくっちゃ。
2010年4月26日
(錨草)
(一輪草)
{菊咲一華(アズマイチゲ?)}
(一人静)
ちょっと山に入って渓流沿いに春の山野草を見に行った。
昨年は葉っぱが開ききった一人静は、今回ではタイミングが良く花芽を覆うように葉っぱが開き始めた様子。このほうが風情があるのだ。一応の定番の山野草は見つかったが、お目当ての岐阜蝶や薄翅白蝶は飛んでいなかった。いつもと様子が変わっているようだ。また二三日中に訪れて確かめてみようと思う。
2010年4月21日
(白花野路菫)
早春に咲くスミレたちは終わりを迎えつつあるが、このスミレは少し遅咲きです。
団地の道路の側溝と舗装路の隙間で見つけた。ど根性スミレではないが、ほんの隙間の栄養分を生活の糧にして咲いているのだ。
間もなくこの団地の総事で周辺の草刈などの大掃除があるが、その時に無意識に刈り取られてしまうだろう。根っこごと抜いて自宅で園芸の真似事をして育てようと思ったが、狭い隙間にあるので難しい。静観するしかなさそう。
清明4/5~4/19:清浄明潔の略。晴れ渡った空には当に清浄明潔
という語がふさわしい。地上に目を移せば百花が
咲き競う季節になる。
初候:玄鳥至る(つばめきたる:燕が南から飛来する。)
次候:鴻雁北る(こうがんかえる:雁などが北へ帰る)
末候:虹始めて見る(にじはじめてあらわる:虹が始めて見える)
2010年4月13日
各地で菜の花が咲き誇っている。菜の花が咲くと蝶も盛んに舞い始めてまさに春だ。黄色や黄緑の色が色彩的には春を感じさせ、新芽が成長を加速させて我々の心身も活性化させてくれる。
紫華鬘(ムラサキケマン):この花も私にとってはお気に入りの春の花である。これが咲き始めると、今時分に発生し幼虫がこの花の葉っぱを食草とするウスバシロチョウを見に出かけたくなる
休憩中の薄翅白蝶(アゲハチョウ科):この蝶が氷河期の生き残りと言われており、モンシロチョウのようにバタバタでなく「ひ~ら・・・ひ~らり」のような優雅な舞い方をして飛ぶ。この蝶の発生を確認することで、自然がまだ維持されていると安心するのです。
2010年4月6日
肥後菫(ヒゴスミレ):漸く三回目の探索で開花に巡りあえた。この花の生存を毎年確認して、春が来たと感じるために執念深く通っていたのです。この花は葉っぱより花芽の成長が早く出て咲くのと、花が小さいので見つけるのに苦労する。これで一安心でした。
春蘭:まさしく典型的な蘭の形をしている。葉陰に顔を向けて恥ずかしげにひっそりと咲く姿が微笑ましい。もう少し日時が経つと花茎が伸びて葉っぱとバランスの取れたもっと美しい姿になる。
これから百花繚乱を追いかけて、楽しい忙しさになる。
春分3/20~4/4:春分の日は太陽が真東・真西に日の入り日の出をする
昼夜の長さが 同じになる.そしてあらゆる命が輝く春
です。この日の前後三日間 計七日間が彼岸になる。
初候:雀始めて巣う(すずめはじめてすくう:雀が巣を作り始める)
次候:桜始めて開く(桜の花が咲き始める)
末候:雷乃ち声を発す(かみなりすなわちこえをはっす:雷が鳴り始める)
2010年4月3日~4日
愈々桜も満開が近くなった。ご近所のJR倉吉線(廃線)の跡地に桜並木があって、間もなく見頃を迎える。土筆たちは先に満開のようだ。来週は清明を迎えるので、少し奥の里山に行って草花の探索で春を謳歌しよう。
2010年3月30日
尉鶲:ジョウビタキ(将鶲とも書く:言う)尉は老翁で鶲(ヒタキ)は火打石を叩くような声をだすので
ついた名前だそうです。色々の説があるようですが。
今日の夕方に近所を散歩して♂が撮れたが、♂♀各一羽と子供のようなのが二三羽じゃれていた。
毎年の今頃になると見かけるが、こんなに沢山見るのは初めてです。10月下旬ごろ飛来して、4月
下旬になると渡って帰るようです。毎年の事ながら姿を見ると、あ~春が来ているんだと感じさせて
くれる小鳥です。
2010年3月29日
少し暖かくなったので近所の打吹公園にまだ早い桜を見に行った。やっぱり3~4分咲きであったが
スポット的に撮ってみた。もう一週間以内に満開になりそうだ。
2010年3月24日
春分という時節を感じる草花があまり見つからない。今週から寒気が強くなり芽生えが遅れているかも。梅が終わりを向かえ、土筆たちはどんどん伸びていく。
これから昼の時間が長くなってきて、菫などの光合成が活発になって成長が
早くなるのはもう少し先になりそうだ。
啓蟄3/5~3/19:あらゆる生きものが覚醒をはじめ蠢く時期。(春の文
字の下に虫を二つつけたのがうごめく)
初候:蟄虫戸を啓く(すごもりむしとをひらく)
次候:桃始めて笑う(ももはじめてさく)
末候:菜虫蝶と化る(なむしちょうとなる)
2010年3月17日
現在の二十四節季は啓蟄なので、それを感じる草花を近所の里山で探して撮ってみた。
すでに塔がたって新芽は発見できなかった。山奥に行かないと遅かりしだった。
でもやっぱりこれは春を感じます。愈々心身が活性化する季節が目前に迫っている。